すぎやままゆこ

トゥルーノースのすぎやままゆこのレビュー・感想・評価

トゥルーノース(2020年製作の映画)
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今も12万人が北朝鮮は認めていない強制収容所で暮らしていて人権を完全に失った生活をしている。
わずか90分間の映画の中で、彼らの幼少期からの人生が詰まっている。
私たちにとってはたったの90分間だけど彼らにとってはどれだけの時間に感じていただろう。。
自分の無知さを恥じながらもこの作品をみられてよかったと心から思う、今なお手が少し震えている
絶望の中に、鳥、髪の毛、歌、という私の大好きな希望の種がキーになって現れていた。救いがあるとこちらが感じるのだとすると綺麗事で片付けているように思うが、彼等の絶望のなかに美しさを見つけようという目線のあらわれとして。