2022年7月3日
『ジョー・ベル ~心の旅~』 2020年アメリカ制作
監督、ライナルド・マルクス・グリーン。
ウィル・スミスさん主演の『ドリームプラン』が、この監督
さんの最新作。 6月22日からレンタル開始されている。
オレゴン州。
ジョー・ベル(マーク・ウォルバーグ)は、妻と2人の
息子がいる。
長男のジェイディン(リード・ミラー)はゲイであり、
学校ではいじめに遭う。
耐えきれずに、ジェイディンは母に打ち明け、父のジョーも
知ることとなるが、特に何も行動はしなかった。
ジェイディンはある日、自殺する。
残されたジョーは、考えた末にいじめの悲惨さを訴えて、
アメリカ大陸を横断する決心をする。
この映画の一番良いところ。
ジェイディン役のリード・ミラーさんの艶技!!
爽やかな、透き通った感じの演技。
それはそれはついついくいいるように見つめたくなる。
絶望し、それから自殺を決心する心の動きを表情で演じてた
ところが圧巻。2度観した。
もう一人の息子ジョセフ役の子もフレッシュでかわいい。
話はなかなか良かったのだけど、もう一つ、なにかが
欲しいかな。
何が足りないのだろう?…と考えたけれど分からない。
ラストのジョーと警官がしみじみ話す時には、グッと胸が
詰まった。感動もの。
父も悩みの中で、あーでもない、こーでもないと旅しながら
いろいろ考え、ジョ―自身の心の成長?旅でもあるん
だろうな。