Yukiko

アムステルダムのYukikoのレビュー・感想・評価

アムステルダム(2022年製作の映画)
3.9
2024年2月23日
『アムステルダム』  2022年アメリカ製作
監督、デヴィッド・O・ラッセル。
他の監督作品に『JOY』『アメリカン・ハッスル』
『世界にひとつのプレイブック』がある。

1918年。バート(クリスチャン・ベール)は医学生。
妻の両親からの勧めで、第一次世界大戦へ従軍する事になる。
そこで、黒人兵士ハロルド(ジョン・デヴィッド・
ワシントン)と、看護師のヴァレリー(マーゴット・ロビー)
と出会う。
その後、3人はアムステルダムに行き、共同生活をする。
が、妻のいるバートは一人先にニューヨークへと帰国する。
そして、15年後、1933年。
バートは診療所を開業し、ハロルドは弁護士になっていたが、
二人の上司であったミーキンズ将軍が殺されたと、
将軍の娘から連絡が入る。


クリスチャン・べールさんの風変わりな役柄に少々驚きつつ、
痛々しさも感じつつ、演じるうまさに流石だなぁと感動する。

映画を観ていると、俳優の豪華さに驚く。
将軍役でロバート・デ・ニーロさん、
ヴォ―ズ氏役にラミ・マレックさんが出演。
ラミ・マレックさん、どうも、お行儀よく、無難な演技に
徹してるようで、観ているとちょっと物足りないかな?

マーゴット・ロビーさんがキラキラ光るような、堂々と
していて、存在感あっていいなと思った。

話しは二転三転、核心に近づくにつれて、話は大きく
なっていく。
時代も第二次世界大戦前だしね。
その時代背景を取り入れつつ、こういう事もあったのかも、
と納得するような展開だ。

途中、中だるみもあるが、謎解きもあって結構楽しめた。
Yukiko

Yukiko