短評
「ハレンチ学園」実写映画シリーズ第3弾。
完全に昭和のバラエティーのような本シリーズもあと1作残すまでになりました。
PTA、新任教師、みつ子結婚、脱税、ヒゲゴリラの宝探しという5エピソードを約80分に纏めた内容ですが、1エピソード約15分とかなり急ぎ足で展開されていく。困ったことに各エピソードの繋がりも特になく、シリーズ中最もストーリーが破綻している。
相変わらずのハレンチギャグも前作を考えるとキレが悪く、設定とはいえ女子中学生に無造作にキスしまくる画はさすがに不謹慎だったか。今では作れないという意味では価値がありますが、作品の面白さはここに来て低減してしまった少々残念な作品でした。
一瞬だけ登場するダサい座頭市がピークだった。