兎にも角にもこの豪華俳優陣のフルコース！それゆえに、主演がボケた部分もあるが、全員に見せ場を作って物語がダレたということはないため、素晴らしいバランス構成だ。
また映像や音楽の演出も、テンポのよいストーリーとうまく合わさり、観るものを最後まで楽しませてくれる。
セリフがこれでもかと所狭しに敷き詰められて、会話でコミカル且つライトに展開していくストーリー。正直、会話の多さに置いてけぼりでつまらなく感じる人もいるかもしれないが、ハマる人はハマる作品だ。(個人的にはハマった)
実際にあった国家陰謀という重いテーマをシリアスに実話らしく映し出すのももちろんよいのだが、実話にフィクションを入れまくり、振り切ってコミカルな作品にしてしまうのもまたありなのだ。
