3部作を見て、『怒りのデスロード』を未視聴。
自分でもそんな奴いるんか…？と思いつつ
あまりに熱量の高い知人たちに押され行った。
イモータンジョーとフュリオサの存在だけは知ってたけど。
正直言って前作を見ていないからもあると思うが結構楽しめなかった。めちゃくちゃ長く感じた。幼少からたくましく成長するフュリオサを描くには必要だったかもしれないがそれでも。
勿論タンクを囲い走行しながら行われるカーアクションは(映画館で初めて見た)正に劇場にて真価を発揮していて良かった。対バイカーというよりも坂を下る描写や斜面を登っていくヒリヒリ感が堪らなかった。
イモータンジョーもディメンタスも両方悪き権力の権化という感じでどっちも最悪なのは良い。
正反対なことを書くがアニャテイラージョイは前から好きでキュートな殻をぶち破る役柄とその眼力が最高でカッコよかった。子役の子も。いつ入れ替わっているか分からないくらいに成長スムーズに見れた。ディメンタス役のクリヘムは絶望感が薄くチープな印象やったけどラストを見ればそれで良いのかなとも思う。魅力はたくさん散りばめられているのに一つの作品として、前作を見ていないからという理由だけでこうなるのかは少し疑問。軒並み高評価しかいないのも、そうと言えばそうだけど好きな人しか見に来ていないのかと思う。もう少しモヤモヤを解消したい。とりあえず『怒りのデスロード』を見て補填、この熱量に乗れなかったのにはちゃんと寂しさがある…
