トリュフォーの思春期の作品情報・感想・評価

「トリュフォーの思春期」に投稿された感想・評価

Haruka

Harukaの感想・評価

4.8
La vie est dure mais elle est belle.
先生の最後のお話がとてもとても心に響くものだった、、
子どもたちみんなかわいすぎ、、トリュフォーの娘超キャワワ
フランスらしい日常を切り取ったままのような映画
やっぱりノスタルジックな気持ちになる
atsuki

atsukiの感想・評価

5.0
トリュフォーが思春期を讃え、反抗期を肯定する凄まじい映画。大人に「大人に許されることが、子供には許されない」と言わせ、子供に「子供を愛する親になれ」と言う。思春期の子供は10階から落ちたって死なない。はたや無傷だ。なぜなら人生は辛いが美しく、辛ければ辛いだけ生命力に溢れるからだ。

そんな生命力溢れる子供たちの楽しさ。そして、異性と出会い、大人になって行く姿の雄々しさ。歩けば、腹と靴が減る。でもそれが人生だ。美しくて、また楽しい。
大人は判ってくれないや野生の少年のように、子供を映したときのトリュフォー作品はどれも素晴らしかったけど、やはりこの作品も邦題はさておき素晴らしいものがあった

この作品はとある小学校に通う子供たちの姿を物語性を薄めて描写した映画となっていたが、そこに映された子供たちもドキュメンタリータッチで自然に映った姿が実に魅力的で、問題行動ばかり起こす姿も年相応という感じでむしろ自然な行動の数々に思えたし、そのどれもが印象に残る描写でとにかく子供たちが最高と思える作品だった

でもこれだけ子供の魅力溢れる作品となったのは、カメラの前だからと緊張したりわざとらしくならないようにするための環境や撮り方がしっかりしていたからだろうし、それを見事に成し遂げたトリュフォーはやはり良い監督なんだと再確認

リュミエールの映画でも無邪気な子供の姿が可愛らしいものがいくつかあったけど、その延長線上にあるかのような作品を遺したトリュフォーもまたリュミエールの子供の一人と言える監督だろう

でも幼児がマンションから落ちるシーンはあまりに心臓に悪かったから勘弁してほしかった

最後に一つ、子供育てる気がない癖に子作りする馬鹿はくたばれ
未島夏

未島夏の感想・評価

3.7
各々の人物から断片的に綴られる思春期の一欠片が、それぞれに最低限の関連性を持ちながらも独立して描かれる。

ラストシーンの甘酸っぱさにノスタルジー(=自身の投影の意)とカタルシス(=他者としての感情移入の意)のどちらを得るかによって、観客一人一人の全体への印象は大きく違うものになる。
この映画の中で思春期を過ごす少年少女たちの想いが、それぞれ多面的であるように。
竹馬

竹馬の感想・評価

4.6
いい!すき!子供の世界感は国境をこえても懐かしい感ある!!思春期ではないけど、
MASAYA

MASAYAの感想・評価

3.7
初トリュフォーでした。

フランスの小都市ティエールの小学校に通う子供たちの様々な日常が描かれています。
その日常というのが思春期を思わせる甘酸っぱいものが配分としては多いです。

友達のママに恋をした
床屋代をかつあげして代わりに友達の髪を切って失敗
林間学校でのファーストキス

などなど


そんな断片的なエピソードの連続なんですが、なかには自走虐待などという少しいたたまれないものもあります。

とりあえずフランス映画らしい叙事的な作品でした。


2017.9.18
koya

koyaの感想・評価

5.0
私が高校生の時、名画座(多分八重洲スター座)で観て大好きだった映画。40年ぶりくらいに観ました。
結構、内容、覚えているものですね。
原題は「おこずかい」という意味。

思春期というより、小学生たちのあれこれを綴ったノートのような映画。
TOHOシネマズの午前10時の映画祭でも、上映された映画です。
主人公は一応、パトリックという少年だけれども、他にもいろいろな子供や大人のエピソードが出てきます。
『フェリーニのアマルコルド』と同じですね。

トリュフォー監督は子供時代が不幸で、少年院に入っていた事もあるから、この映画で言うと児童虐待家族のジュリアンかもしれませんが、子供が産まれたばかりの男の先生もまだ生徒が小学生であっても子供たちにむかって、熱弁をふるう。子供には選挙権がないから、親を選ぶ事ができず、自力で不幸から脱出することができない、とまだ小さい小学生たちを子供扱いしないで語る。
とてもいい先生なんです。

悪ガキはいても、険悪ないじめとかはないけれど、拳銃持ってたりとかね、結構びっくりするところがあります。
一番好きなのは、パトリックは同級生の美容師のきれいなお母さんが好きで、慕っているというか、恋しているというか・・・花屋で赤いバラを買ってイソイソと持っていくところなんか、日本の小学生にはない感覚ですよね。
climax

climaxの感想・評価

4.0
まさしく思春期に観た映画をスクリーンで。
当時キラキラでふわふわなフランス人を見て、自分のあまりものジャパニーズさに泣けたのを想い出した!

あの頃が一番お気楽だったって記憶してたけど、子どもには本当の意味での自由なんて無く、確かにどうにもならなかったことが沢山あって...
それでも世間の理不尽さにうまく順応したり反発したり引き摺られたりしながら大人になったっけ‼︎

子どもの生命力というか勢いというか、あの意味のないことに夢中になる感じ。
取り戻したいなー♫
永遠みれる。かわいい。かわいいけど、たいへんなこどもの世界。お気に入りの映画。
>|