中谷美紀は超人的に美しく強い憧れの女性像を見事に演じてたし田中圭の一時流行ったかわいいヤサ男のイメージは相変わらずの安定感だし芸達者なキャスト陣だったな。
週末のポテチムービーとしてぴったりな一本。とは言えだ。
なんだかんだでやたらと増税を正当化する内容にはプロパガンダにも見えてしまった。「全ての人を幸せにするため＝増税！」って増税の前にもっと予算削れるとことかなかったんか？この映画の企画のお偉いさんは政界と何らかの繋がりでもあるのか？と勘ぐりたくなるほど。
あと夫の田中圭の「妻が言うことだから＝盲信する」ってのもなんだか思考停止すぎやしないかいと思ってしまった。
あのアイドルを応援するかのごとくの応援集団もお前ら政策についてしっかり理解した上で応援してんのか？という輩ばかりにしか見えなかった。
さらに最後のとある場での夫から妻に対する演説には思わず閉口「あの〜、家でやってもらっていいすかね。ここ国民に説明責任を果たすための大事な公共の記者会見の場であってプライベートなことは持ち込まないでもらっていいすかね。」と思ってしまった。
それらがマイナス。
