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ある人質 生還までの398日のMXS7Rのレビュー・感想・評価

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)
4.2
なんでもない青年が、戦時の人々の日常を撮りたいと願っただけなのに、拉致され、監禁され、拷問を受け、自ら死を望むほどの地獄を味わうのを、指をくわえて見ているしかできなかった。これが現実、しかもたった10年前の現実、そしていまも起きているであろう現実であることを考えると言葉が出なくなる。
死地においても皆を励ますフォーリーは現実でもあのような人物だったということ。彼らが命を賭して世に伝えようとしたことが広く伝わっていくためにも、この映画がより多くの人に届きますように。
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