ろく

DIVOC-12のろくのレビュー・感想・評価

DIVOC-12(2021年製作の映画)
2.7
12人の監督による「コロナ」なオムニバス。アマプラは「緊急事態宣言」で5人の監督で撮ったけど、U-NEXTは12人の監督で。試みは理解してもいいけど作品としてはどうなんだろうという出来が多い。言うなれば一人よがりと馴れ合い。

睡眠倶楽部のすすめ★★★
主演マエアツ。コロナから疎外される自分。マエアツが雰囲気ありまあまあ。

YEN★★
なんだ、これ。高校生でも思いつく(高校生に失礼)展開。こんなんで
「共有」とかいうな。

海にそらごと★★
やっぱなんだこれ。邂逅はだれでも心動かされるけどそこに子供を使ってはいけない。それは安易。

よろこびの詩ode to joy★★★★★
お金が砂漠にばらまかれるだけでもう「画」なんですよ。それだけで何もかも説明できちゃう。一生懸命言葉で語ろうとしている監督が多いなか「画」で語ろうとしているのは好き。

あこがれマガジン★★
面白くなるはずなのになぁ。最初に思いついたことをそのまま映画にしただけなんで膨らみがない。

魔女の二―ナ★★★
よいよい。アメリカミュージカルのような楽しさ。ロケ地が少し安っぽいのがどうかなと。

死霊軍団 怒りのDIY★★★★
ここでゾンビかよ!でも短い中でゾンビを楽しませてくれるのでありかもしれない。変なメッセージより小気味よさが勝つ。

ユメミの半生★★★★
荒唐無稽な展開が楽しい。でも最後は映画愛。上田監督だからベタなんだけどありあり。

流民★
SFラインはちゃちになるだけですよ。短い時間でそれを見せるのは難しい。

タイクーン★★★
これはウォンカーワイの映画か!時計なんかなくたっていいんだよ。でもあったら自分で刻む時計でいいの。たとえそれが壊れていても。

ココ★
最後に文章で説明しちゃうのにどっちらけ。なんだ、それは監督の逃げじゃん。まあ他のシーンもどっちらけだけど。

名もなき一遍・アンナ★
金出させて日本中旅行したかっただけだろ、藤井!これはPVです。耳にいい音楽と映像を流してもそれはただ「心地よいだけ」です。



自意識垂れ流しのような感じで見ていてつらかった。三島監督は唯一「映画」をしてたよ。
ろく

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