このレビューはネタバレを含みます
「今晩 帰ったら少し話せる?」
なんて恐ろしい言葉なんでしょう😱
こんな事を言われたら、自分にやましい事がなくても震え上がってしまいます。
家福(西島秀俊)が帰宅を躊躇したのも分かるような気がします。
ただ、あんな事になるとは•••
これはやりきれないですね。
村上春樹さんの3つの短編小説をミックスさせて、「ワーニャ叔父さん」(演劇)を絶妙に絡めたストーリーは難解でありながらも見事だったと思います。
家福の言動は理解しづらい所もありますが、話が進むにつれ家福に感情移入していたような気がします。
そして、女癖が悪く自分をコントロールできない高槻(岡田将生)の言葉が一番心に残ったのは自分でも意外でした。
ラストはいろんな解釈ができそうですが、
みさき(三浦透子)の外見が全てを物語っていたような気がします…
スッキリしました。