見終わってみて思うのは、この長尺、よくこの感じずっとで最後まで見せようとしたなぁ、という。
村上春樹的な観念的なセリフ、性的な微妙な作り話とか、無駄に妙にリアルなセックスシーン、男尊女卑世界などに全体的にゲンナリもしたけど（映画のせいなのか原作のせいかのかはおいといて）淡々とえんえんと続く記号的な言葉の洪水から脱落せずに最後までなんとか見れたのは、西島秀俊の演技が良かったからか？
村上春樹好きな人には刺さるのかな…？おじさんには刺さるのか？
ただ、これがアカデミー賞的な映画なのかどうかと聞かれると正直わからないし、なにが評価されたのかわたしにはわからなかった。
