わた

ドライブ・マイ・カーのわたのネタバレレビュー・内容・結末

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

途中から楽しめたけど正直序盤はかなり苦手な感じだった。
音さん役の人の演技がなんか不自然な感じがして、わざと下手な演技してるのかな?なんで?と思ったりしてあんまり集中できなかった。

村上春樹原作かー。私苦手なのよねこの人。陰鬱としつつもなんか気取った感じが。でもノルウェイの森を読んだのは相当昔だし、私も年をとったから彼が支持される理由がわかるかも、と思って観てたんだけど。。

映像化にあたって彼の作品のもつ雰囲気を再現しようとしたのかな。でも役者によって力量に差がかなりあったような。音さん役の人ちょっと私無理だったわ。でもドライバーの彼女と岡田将生はよかったね。2人が出てきてからおもしろく見れるようになった。

印象に残るセリフもいくつか。「他人を知るには自分を知らなきゃいけない。」車の中で高槻が家福に語るシーン、ドキドキしたわ〜。
それと「それでも生きていくしかない。」ドライバーの彼女の自宅跡でのシーンはさすがにグッときた。

チェーホフだったり多言語だったりが入り混じっていて私にはちょっと難解だったわね。見終わったあとはあたたかい気持ちになれるし、登場人物たちの真摯な生き方には好感が持てるんだけど、私はこの作品を理解できたとは到底言えない感じ。まだまだだわ〜
わた

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