村上春樹大好き男友達にお勧めされて。
ようやくプライムに入ってきたので、早速見たよ。
3時間か、長い～って思ってたけど、雰囲気に慣れてからはその長さも気にならなくなった。
原作も読んだけど、そのまんまの空気感だった気がする。
でも原作は結構短めの短編だったから、それを3時間まで膨らませていて、原作にない部分も結構付け足されていた感じ。
監督は「寝ても覚めても」の人か！
これは以前興味本位で見たんだけど、映画の雰囲気はとても好きだった記憶。
妻の浮気現場を目撃して、それを何も言わずに生活を送る。
表面上はうまくいっている夫婦だけど、過去に娘を亡くしたり、色々と問題は抱えている。
妻が急に亡くなってしまったことで、大きな喪失感を抱えた家福が広島で舞台をやることになり、その際のドライバーとしてみさきと出会う。
どーでもいいけど、役者が台詞を覚えるのに、カセットテープに相手役の声だけが吹き込んであって、運転しながら、そこに自分の台詞を挟むって、すごくいい暗記法なのでは？って。
手話の女性の死生観についての台詞（というか手話）。
あれはずっと忘れられないというか、忘れたくないというか、心の中に大事に持って、生きて死んでいきたいなあ。
