ちょっとちょっと！訳わからないんですけどー！
前作『ムーントラップ』から28年、前作と同じロバート・ダイク監督が撮った続編、ではなく同じタイトルでリブートしたみたいな？エヴァンゲリオン新劇場版みたいな？笑

でもなんというか、古代と現代の時を超えた愛みたいなのとか、目からビリビリが出る前作から1ミリも進化の跡が見られないレトロなロボット（作り込みもデザインも前作の方が断然良くできてた。操演したりストップモーションにしたり）が死んだ人間の顔をはぎ取って組み込むとかなんか同じアイデアが垣間見られましたよ。
だからなんだって話ですけど笑
前作も今作も1万4000年前から月にいたし、この年数になんかあるんですか、ダイク監督。下手くそすぎて全然伝わりませんよ！！

あとターゲットアースとは？パッケージの今風ロボットも一切出てこないんですけどー？

前作でもロボットがロバート・キャンベルの顔剥いでつけてましたよね。ニヤついた顔で忘れられませんよあれ。今回も剥いだ後ニヤついた顔で装着してましたね笑
『スペース・サタン』のマッチョロボ、ヘクターから頂いたアイデアですか？

とある場所に豆腐の角みたいな真っ白な三角形が出現、考古学者のダニエルとシャロンは謎の組織から依頼を受け調査を開始します。船体には未知の象形文字が彫られており、その解読に2人は成功。それは月へと誘うある種のラブレターのようなものでした。
更なる調査を希望するものの、謎の組織はそれを拒否します。
この組織がなんなのかは明かされませんが、国の上の方にいる権力者で、まあこういう遺物の存在が国の運営に支障が出ると思ったんですかね。宗教絡みでかもしれません。
研究者たるもの、途中で諦められるか！と言うことでこっそり調査を続行。そんなことしてるので謎の組織から派遣されたドンくさそうな女アサシンに仲間を殺されたり、ダニエルが殺されたりします。1人残ったシャロン、演じる女優さんは『アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ』の1と3で壮絶なレイプリベンジを見せてくれたセーラ・バトラー。やはりタフなイメージ通り、単身謎に挑み続け、謎の組織の一員カーターと共に豆腐の中に入ることに成功します。
案の定これは宇宙船でした。

月に向けて発信した宇宙船、どうやらシャロンはかつて船体に象形文字を残した女性とシンクロする存在だったようなのです！どういうこと？笑
船内にいた赤いロボット（仮に赤鬼としよう）はどうやら味方の様子。月に着くとシャロンだけ赤鬼に誘われて月面を進みます。途中青いロボットの襲撃を受けます。（赤鬼と同型色違いなので青鬼としようか）赤鬼と青鬼の取っ組み合い。いや、全く意味がわからないんだけど笑

とにかく青鬼を退けたと思ったら、謎の大顔面を発見。これはダニエルが過去に発見していたものと瓜二つでした。
大顔面のおでこに赤鬼から授かったアイテムをはめ込むと、地面からその胴体がゴゴゴと出現。首から下はモンゴルのゲルみたいな形をしています。そのまま大顔面が光り輝き空に向かって光線を発射！テラフォーミングが完了し、宇宙服無しでも呼吸できるようになります。
いや、もうしばらく置いてきぼりなんですけど…
マジでどういうことなの？

ゲルの中に入ってみると『ムーントラップ』1作目とは逆でハゲの兄ちゃんが光線の中で眠らされています。あ、これは前作の逆でアンサーソング的なことなのかしら。自分で書いてて意味わからないけど笑
見てるこっち側はポカーンですけど、シャロンは悟ったみたいで、ハゲの横に並ぶと同じく光線に包まれたのでした。

いや、前作もあんまりよくわからなかったけど、今回はよりチープになった上に意味がわからないよ！！

と言うわけで無駄な時間を使って見たい方や、前作『ムーントラップ』の大ファンの人（そんな奴はいないけど）だけご覧ください。

発掘された謎の宇宙船を調べてたら……な話。
これ、同名の昔の映画とはなんか関係あるんですかね？

スケールのわりに静かすぎるというか、未知の大発見に対して、でてくる人物が研究者のカップル、謎の機関に属するおっさんと秘書、の4人しかいないので、この世界は人類がこの人らしかいないのかな？　って思っちゃう（もちろんそんなことはない）。
しかも、冒頭からカップルの女が謎の夢を見ていて、ああーこいつが最後まで生き残ってなんだかんだやるんだなー、ってのが見えちゃうので、なおさら展開に驚きもなく、退屈でした。

観た日：2022/4/21

デザインセンス0のハリボテが色々出てくる作品


ストーリーは案の定わかりづらいし、理解する気にならない

月のロボットはまだしっかりしてたけど、ジャケットみたいなカッコいいロボットではないwww
あんなの出てこないw

ロボットの小さい頭の中から小さい人間っぽい顔出てくるのは悪趣味で好きw