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ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期のDORATAROのレビュー・感想・評価

3.7
マイケル・コルレオーネの最期は。。
老境に近づいたマイケルの姿にかつての野心と勢いが失われてしまって切ない。兄フレドを殺めたことを懺悔したり娘メアリーの恋愛事情を心配したり、病に伏したりちょっと可哀想。良い意味でも悪い意味でもマイケルとその家族中心の作品で、マフィアのファミリーという要素は薄れてしまった感。その代わり妹コニーや元妻ケイが存在感を発揮している。期待していた最期ではなかったが、これはコッポラ監督が自身の経験を反映させてしまったせいらしい。結果的にマイケルへの制裁のような終わりになってしまって後味やや悪し。
甥っ子のヴィンセントは血気盛んで見た目がちょっとパルプフィクションのジョン・トラボルタっぽくて良かった。
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