このレビューはネタバレを含みます
Ⅱでマイケルの孤独が痛いほどの状態で終わったから、良きおじいちゃん的始まり方に違和感。
そりゃ十数年経ってりゃ色々あっただろうけど、ちょっとは説明しておくれよ。
あんな風に絶望的な感じに別れた奥さんと子供たちにもそこまで嫌われてなかったし、何があったんだよぅ?
というのが観はじめの感想。
ただ、経緯は不明ながらもⅡのレビューで書いた「せめて別れた奥さんとだけでも和解できたらいいのに」は奇しくも叶ったように見えた。
そして中盤以降は結局足を洗うのは無理だってことがわかり、
最後はごちゃごちゃしていてわかりづらかった。
誰と誰が味方か敵かよくわからないままたくさんの人が◯された印象。
最後のオペラのシーンは緊張感があって見ごたえ抜群だったけど、ちょっとだけ「結局マイケル撃たれんのかいっ」と思ってしまった(その後撃たれたけど💦)
色気振りまきすぎアンディガルシアに
「敵はいつも愛するものを狙う」からって娘と別れさせたのに、結局自分の愛する娘を失うことになったマイケル。
だけど彼も左胸撃たれてなかった?
防弾チョッキでも着てたの?
んで、タイトルに”the death of michael corleone”って付いてるのに最後まで◯なないんかいっ
オリジナル板では◯んで終わるらしいと聞いたのですが、そこの演出が違うの?
あとは何が違うんだろう。
観比べてみたい。
3部作全部観てⅡが一番好きでした。
ⅢはⅡのロバートデニーロとアルパチーノの親子の対比を際立たせてたのと同じようにアルパチーノとアンディガルシアの対比を観せたかったのかもしれないけど、ストーリー運びはⅡが圧倒的に素晴らしかった。
アンディガルシアは良かったけど、あっさりパンパン撃っちゃうしチンピラ感が拭えなかったな。
胸毛の毛量コンテスト(私的開催)は圧勝でしたが😅
アンディガルシアはこの前年公開の「ブラックレイン」の撮影で松田優作と親しくなったらしい。
「ブラックレイン」公開直後に亡くなった松田氏にも観せたかっただろうな。