Netflixオリジナル作品。国産のネトフリ作品はドラマは観たことあるけど、映画は多分初めて観る。何なら国産の同性愛がテーマの作品も多分初めて。
どんなジャンルであれ、映画を観るときにテーマ性とかにあまり重きを置かずに、あくまで娯楽としてみようと努めている。
しかしながら、これがNetflixで世界に配信されてるのかと思うと、ちょっと小っ恥ずかしい気持ちになった。
むしろ、よその国の人がその国の字幕や吹替なりで観て、フィルターを挟んだ方が違和感を感じないのかもしれない。出ている役者さんたちは良かったと思うけど、途中で関わる登場人物がかなりノイズに感じた。いい人間とか悪い人間かの設定の問題じゃなく、台詞っぽい台詞が気になってしまったり、行動がちょっと理解できなかったり。
タクシーの運ちゃんのくだりは必要だったのか。兄夫婦たちはあそこで喧嘩しとる場合じゃないだろう。
「好きな人のために人を殺せるか」というのがテーマになっているけど、回想シーンを交えて追っても、前日に10年ぶりに会った人のために殺せる説得力を感じることは出来ず、自分の理解力が浅いだけかもしれないが。
むしろ理由なんてどうだっていいから、冒頭のクソ旦那殺った後は、全編楽しい逃避行が見られれば良かった気がするな。140分もいらない。
YUI好きだったので少し加点。
「私、待ってるから!」
いや、あなたも捕まるでしょ…