ももみ歌と映画とアート

エスター ファースト・キルのももみ歌と映画とアートのレビュー・感想・評価

1.0
前作『エスター』の前日譚として、彼女があの恐るべき「エスター」になった経緯を描いているのですが、これは今ひとつでした…

前作は病気で成長の止まった成人女性という設定が新しかったし、養子先の家族がじわじわ追い詰められていくという心理的な怖さ、手に汗握る戦いがあったと思います。
それが今作では、養子先の家族も実は悪いやつらなので感情移入出来る人物が不在だし(エスターも応援出来ない)、単にスプラッターなシーンが多い印象。

邦題も「エスターとしての最初の殺人」であれば間違いではないですが、冒頭から凶暴だったのであれ?と…彼女が残虐さを身に付けた過程を描いているかと誤解してしまうと思います。

あまりマイナス評価はしないのですが、ちょっと文句たらたらになってしまいました。