このレビューはネタバレを含みます
で、エリック・ロバーツのビジネスってなんだったん？
ＦＢＩからスパイが送られる程に大物なんだけど、作中なにをしようとしたのか、どうなったのかいっさいなし
なめとんか。
開始10分で彼氏が殺されたので「ほほう、これから本番が始まるのですかな？」と思ったらそれまで夫を過去に殺されたという女医の話やら物語とは一切関係のないエリック・ロバーツが取引話をするのを延々と見せられる。
唯一信頼できると言われていた女性保安官補佐は「証拠がないから上司の保安官が女医の夫を殺したとか、不審死に関わってるとは決めつけられない」とかのたまってたけど、彼氏が殺されていたであろう時間帯に保安官は湖に遊びに行っとるやないかい（死体発見場所でもある）
肝心かなめのヒロインも散々「優秀」だと言われてるけど、娘が目の前で殺されたショックからか、多勢に無勢だと思ったからか、一旦は大人しく拘束されてるし・・・。
戦闘シーンも走るさまを見せつけ、分断させ一人ずつ狙うというのを繰り返したり、迫力に欠ける肉弾戦とか、なんだこれというようなもの。
傭兵が依頼主をかばう時に足に杭を打ち込まれるのだけど、その時にめっちゃ手で持って、貫通したと見えないという描写はある意味スゴイ。
最後、ようやく真相に気づいた（保安官のバッジを殺された女医が持っていたのだけど、バッジ取られて気づかない無能保安官とかｗ）女性保安官補佐が銃をヒロインに持たせてくれて娘を殺された復讐をさせてくれるんだけど、結局ヒロインも死ぬし、すかっともしない、正真正銘の駄作。
【あらすじ】
街の下調べをしなかったバカップルがキャンプに行き、そこで「人間狩り」を趣味とする一団に彼氏は殺され、女の子は監禁される。
女の子を凌辱・もしくはいたぶり殺すのかと思ったら「お前のママが助けに来るのを待ってるぜ」というけれど、電話させておびき寄せたりとかは一切なし。
・・・気が長いやつらだな
しかし、単身やってきたママが特殊部隊出身の凄腕だとわかるとビビって彼女を知る傭兵を雇う。
・・・人間狩りが趣味なのに、人を雇うとかｗ
結局、ママは殺されるが最後に相手を全滅させる。
で、エリック・ロバーツが長い尺をかけて悪だくみしていた話は一切スルー。
