ニューヨークの有機食品メーカー〈パンダ〉の営業社員エマは、シカゴで商談に失敗し、落胆して飛行機に乗った。CAの計らいでファーストクラスの空きに座ることができ、ちょっと気分が回復したのも束の間、いきなり強烈な乱気流に巻き込まれてしまう。死を覚悟した彼女は、隣席の男にありったけの泣き言と仕事の愚痴、いつか立ちションしたいというくだらない夢から、彼氏コナーのクンニが下手すぎるという話まで喋り続け、気付けばいつのまにか乱気流を抜けたばかりかニューヨークに着陸してしまっていた。アカの他人に間抜けな告白をしてしまったことで赤面したエマだが、まぁこの人とまた会うこともないしと忘れることに。ところが後日、隠遁していた〈パンダ〉のCEOジャック・ハーパーが社に現れて驚愕。なんとジャックは、あの飛行機の隣の男だったのだ…
「エマの秘密に恋したら」
以下、エマのネタバレに恋したら
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超王道のラブコメです。韓国大統領暗殺やらアフガニスタン戦争やら殺伐とした映画ばっかり観てたので、心のデトックスができました。
頑張って「デキル女」感を出そうとしているエマなんだけど、乱気流で見せた「素」がバカ過ぎてまず大笑い。でもそーゆーところに男が弱いってのも事実で、とてもチャーミングでした。対するジャックは、非の打ち所がないイケメンセレブ。でも自分のことは語らないタイプ。やたら亡くなった共同経営者の話ばかりするので、ホモセクシャルというオチなのかなと思いきや、そうではなくて本当にただのナイスガイ&でかい秘密のない善人だったのはやや拍子抜け。コナーの絵が上手い件は伏線かと思いきやそうならないし、同僚たちのキャラが若干活かしきれてないのは残念ポイント。でも、洋画デートにはこれ以上ない作品です。
