☆俺基準スコア：2.0
☆Filmarks基準スコア：3.0
フランス、リヨン。グラフィックデザイナーのヴァンサンは、突然オフィス内で襲われた。会社の実習生が、理由なくノートPCで頭をぶった叩いてきたのだ。その直後、経理の同僚がいきなり仕事中のヴァンサンの左手をペンでブッ刺してきた。驚愕するヴァンサンだが、襲った側は我に返ると「記憶がなかった」と泣き出す始末。告訴もしないで忘れようとしたが、上司はヴァンサンに問題があるのではと疑い在宅勤務を命じてきた。素直に従ったヴァンサンだったが、会社に行かなくても隣人や通行人などが突然襲いかかってくる目に遭い、田舎の別荘へと逃げることにした。「襲撃」の法則はだいたい解った。とにかく誰かと目を合わせてしまったら、その相手が襲いかかってくるのだと…
「またヴィンセントは襲われる」
以下、ネタバレDB。
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監督は「アフターアワーズ」を参考にしたと言うけど、この突拍子のなさはシャマランだろうと思ったな。シャマランがゾンビ映画を、あるいは「クレイジーズ」のリメイクを作ったらこうなるんじゃないか。いち個人が遭遇する不条理な暴力の嵐が、実は世界的なディストピア化の一部だったというアプローチは面白い。
ただ、オチまでゾンビ映画っぽい感じになるのはなぁ…あと、暴力対策として護身術やテーザー銃ってのは安直な気も。まずサングラスして効果を試そうよ（笑）。
ま、マルゴーが好みの女性だったから、ちょい点甘くします。
