☆俺基準スコア：2.2
☆Filmarks基準スコア：3.4
台中・大坑山岳地帯。違法伐採者集団が行方不明となる事件が起きた。山では以前から〈魔神仔〉絡みの怪事件が発生している。
社会局DV防止センターのリー・シューフェンは、全身に呪文を書いて玄関に護符を張る不気味な女性リン・メイホワの部屋に立ち入り調査を行った。メイホワは幼い娘ヨンチンを一年も監禁しているのだ。ヨンチンを保護しメイホワを精神病院に送るシューフェンだったが、翌日、シューフェンの娘ヤーティンが学校から失踪する事件が起きる。学校の監視カメラには、紅い服の少女に手を引かれて下校するヤーティンの姿が……
「紅い服の少女・第二章」
ヤーティンを探しに山に入ったシューフェンは廃院を見つけ、〈魔神仔〉に取り憑かれた女と出会います。それは前作のヒロイン・イージュン。結局恋人とその祖母を〈魔神仔〉に殺され廃人となっていたのでした。さらに〈魔神仔〉のルーツに関わる女メイホワも加わり、3人の女性＝母親が呪いに立ち向かうというストーリー。ヨンチンの優しさと母親たちの愛が魔神仔を成仏させてハッピーエンドというロジックもちゃんとある結末で良かったです。サスペンス、ホラー、コメディと何でもやれる台湾のチェン・ウェイハオ監督。覚えて損のない名前ですね。
