トッシー

ブレット・トレインのトッシーのレビュー・感想・評価

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
4.1
痛快!!!
殺し屋!!!
バトル!!!
エンターテインメント!!!

面白かった!!!

伊坂幸太郎の
原作は未読です。



もっとクセが強くて
マニアックなものを
想像してたんだけど
そうでもなかった。

狂ったパッケージだけど
中身は結構実直。

万人受けし易い
割りと口当たりの良い
直球エンタメ作品
だったと思います。

巻き込まれ型
無気力、激強主人公の
ブラット・ピットを含め

カラフルで独特な殺し屋達が
いっぱい登場しますが
そのネーミングセンスに反して
人物造形は結構、実直。

割りとみんな狂ってない。

スジの通った人生哲学
普通にみんな人間してて
普通に感情移入できるんですよね。

原作がどうなのかは知らんけど

この辺の、
ちょっと理屈っぽいけど
1本、通った
キャラクター作りは
どっか荒木飛呂彦っぽさも感じる。

ちょっと
ジョジョっぽいかもね。

ジョジョファンは
好きなんちゃうかな?
この映画…

だからかもしれんけど、

「俺こういうノリ…
好きなんだよね………」

…って感傷に浸れる
キッチュ感とかバカらしさとか

「奇妙な冒険」感も
担保されてるので

メジャーとマイナーを
同時に味わい楽しめると言う
絶妙バランスです。

こんな、お得仕様もありだな
…と思いました。

まあ、見た目はヤバいけど
中身は凄い良い奴!
…ってギャップ萌え映画でしたよ。


…まあ荒木飛呂彦っぽい
言うたけど
映画監督で言えば

ものすごく
豪華でメジャーで
間口の広い

狂気の少ない
阪元裕吾 。

…って言えば
伝わり易いかな。

いや、余計
伝わりにくいか…


まあ、でも、やっぱり
阪元裕吾っぽくもありますよね。

変な殺し屋
いっぱい出すんだもの

ただ、阪元裕吾の方は
見た目も中身も
良い意味でもっと
バカだし狂ってて

それはそれで最高なんでね。

そのまま変わらず
メジャーになって欲しいです!!!



後、真田広之が
メチャクチャ強いのと
日本の懐メロがかかるのは
普通にテンション上がりました!

2022-61
トッシー

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