このレビューはネタバレを含みます
序盤★2.5 中盤★2 終盤★2
山本先生の漫画は『のぞき屋』か『殺し屋1』から知り『ホムンクルス』も途中までは連載誌を追っかけコミックスも買ってたけど、最後まで読み切ってはいない。
良い点
◯オープニングの映像と音楽!
◯奇怪な映像表現は面白い!
残念な点
●能力が開花してからのヤクザ、JKのエピソードが本筋に殆ど効いて来ず、ただの枝葉の出来事でしかないのは勿体ない。
☆総評
そのむかし、霊能力者として活躍した“宜保愛子”さんは片目の視力がなく
それが脳に作用し…という本を読んだことがありますが、今作はそれと似たような“能(脳)力”を得た主人公のお話し。
大まかには主人公を含めた4人の悩みがそれなりに癒される訳ですが、それぞれのエピソードは有りでも1本の作品として観ると面白みはなく、深夜枠の連ドラのダイジェストを観ているような感覚。
もう少し1本の、2時間の映画としての展開の繋がりと巧さや驚きが欲しかった。
2021年67本目(+短編4本)