「もしかしたらそれが最後かもしれない」と思うことはないだろうか。
それをするのは、人生でそれが最後だよ。
そこに行くのは、人生でそれが最後だよ。
その人に会うのは、人生でそれが最後だよ。
誰もそんなことなんて教えてはくれない。
ずっと後になって気がついた時に「あの時が最後だったのか」と気がつくのだ。
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『くれなずめ』の6人のグダグダ感。
それはよく見かける日常の光景かもしれない。
そのグダグダは、どれだけ大事なものなのか。
取るに足らない流される会話なのかもしれない。でもそれが失われてしまった時、その価値を改めて知ることになるのだろう。
なくなってから惜しんでも、もう遅い。
惜しむくらいなら、大事にしろ。
吉尾からの、強い強いメッセージがそこにはある。