「くれなずめ」=日が暮れそうでなかなか暮れないでいる状態を表す 「暮れなずむ」を変化させ、命令形にした造語。
松居大悟監督の描く青春群像劇にはいつも、繊細な心と持て余すエネルギーを不器用に放出する愛おしい人しか出て来ない。あと例によってハマケンがずるい。
「友達みたいな映画です」との言葉通り、日常に生きる時々でふと思い出す懐かしく暖かい存在を、わたしはこれからも思い出しながらくれなずむんだろうな。
あとウルフルズの「それが答えだ!」に24年経ってこんな答えが出るなんて、あの頃のわたしなら絶対信じない。エビバデ強引でも不安じゃねえの気持ち。
そんな気分もひっくるめて、くれなずんでんなあ。