ろく

ウェディング・シンガーのろくのレビュー・感想・評価

ウェディング・シンガー(1998年製作の映画)
3.5
ドリューに首ったけ②

おなじみドリュー・バリモア&アダム・サンドラ―のポンコツラブコメだけど少しだけベタすぎるだろと言う思いは久々見ても抜けない。それでも好きなレベルだけどね。

よく考えたらとんでもないNTRものなんではたしてこれは正しいのかって気持ちにもなるけど、そんなこと気にしなくていいんだよ。大丈夫マイフレンドって感じでムシムシ。

ドリューは今作では貧乏なウェイトレス。ああアンミラ風な制服もかわいく、多少顎が弛んでも気にしないぞって気持ちになります。あれ、でも顎が…。顎が…。失礼。

ベストショットは飛行機のカウンターの肘をぶつけられ悶絶するドリュー。この女優さんは少し不幸なとこが楽しいの。芸人で言えばパンサー尾形や狩野英孝タイプ。だからみんなに好かれるのかしらん。

アダムサンドラ―の歌がなんとも言えずいい感じのダサさなんでそれを楽しんで笑って(そして疑問は挟まないで)見ればいいんだよ。深く考えるな、感じるんだ(ベストキッド)。

この後ダスティン・ホフマンの「卒業」だと地獄が待っているんだけど、この映画では地獄はない。アダム・サンドラ―とドリュー・バリモアの未来はただの「バラ色」だ。それにかちんと来る人はこの映画が向いてない(俺じゃん)。
ろく

ろく