評判どおり、菅田将暉とFukaseの演技は本当に良かったし、怖かった
全体を覆う色調も暗いし
猟奇的な殺人事件も、不気味な雰囲気で最高
最後まで、ザワザワ、ゾワゾワとイヤーな感じ
菅田将暉演じるの漫画家の山城
絵は上手いが、キャラクターの造形に真実味がないと
もう、漫画家を辞めようとしてた所で、一家殺人現場を目撃
犯人まで見てしまった
その目撃した犯人にインパクトを受けてか
そのサイコパスな犯人が自分に入り込んでしまったのか
その事件をモデルに作品を描く
それがヒット作に
才能がない事の苦悩から
犯人によって作品が世間に認められた事への苦悩
自分の変容への恐怖
事件と作品との境界線がなくなっていく
雰囲気や怖さは本当にとても良かった
サイコパスの殺人鬼とそれを描いた漫画家
プロット的にとても怖くて面白かったのに、細部の詰めがもう少し、、、
後、両角の背景をもっと描いても良かったのでは
あの辺りはけっこうサクサクと
原因としては重要なのに
以下ネタバレ
鑑賞前はてっきり、作者が自分の作品に描いた殺人を自分で犯しているのか、それが現実なのか、虚構なのかわからなく感じなのかと
冒頭の集合住宅の窓に寄るシーンが印象的
終盤にまた同じ構図
山城の実家での居心地の悪さ
あの何ともいえない感じ
最後に繋がるとは
もっと山城も狂気に侵されてしまうのかと思ったが（終始暗い雰囲気だったけど）
あの最後の両角との死闘
ダガーが彼に侵食していった感じで
あの最後の顔が、、、
ナイフでの格闘は痛そうでイヤ！
ラスト意味深
エンドロール後の音が、、、
しかし、何より逸見が松田洋治だったのがびっくり！
