ストーリーとしては悲しいけど、映画としては面白かった。
太平洋戦争での日本の加害がテーマなので、日本人としてはしんどい内容。
映画としては定期的にハラハラするシーンを持ってきてくれるし、最後に仕掛けもあるしで楽しめる。
ただ、まあ無理も色々あって、
なぜその状態になってから復讐を始めるの？とか、
なぜ犯罪するのに目立ちやすい赤いポルシェで現場まで行くの？とか、
はぜ何も知らない協力者を5時間待たせる？とか、
本当は罪を着せようとしていたのでは？とか（絶対伏線だと思ってた）、
なぜわざわざ殺害予告をするの？とか、
あそこの警備の人はなぜ野放しに？とか、
老人とはいえケンカ強すぎでは？とか、
気になる点は多々ありました。
まあでも最終的には面白いが勝ってる映画。
どれだけネトウヨが暴れようが、今の若い世代では日韓ともにお互い悪い印象を持ってない人の方が多そうだけど、歴史は消えないし、こんなこと絶対やってはいけなかったなという思いが強くなった。
戦時中に傷を抱えた人物が自らの死を前に復讐を果たす話。
