予告見てなんとなく気になりつつそのままにしてたところを新文芸坐一夜限りのレイトショーで!?となって俄然観に行った、新文芸坐の重低音響くふかふかゆったりシートで観ることができて泣くほどよかったです 思い思いの寝具を持って真夜中に集まる聴衆のみなさん見て夜行バスに乗りたくなった 同じ時間同じ場所を偶然選んだ知らないひとたちと安心して眠ったり起きたりするやつをしたいね涙
深夜に始まり朝焼けと共に幕を閉じる8時間を超える睡眠のためのコンサート その作品理念や妻ユリアとの美しいパートナーシップなど見どころは多数ありつつ、基本的には子宮で聴こえるような微睡みのための音楽に脳をゆだねて船を漕ぎながら遠くへ行ったり帰ったりという時間を追体験するという体験型の作品だった 語りとコンサートとのバランスも個人的にはパーフェクト ゆっくり詩的に言葉を選んで話される英語ばかりなので目を閉じていても意味が届いて素敵だった
LAダウンタウンのグランドパークをメインに据えつつも、他国での会場もとても素敵だった 大聖堂、科学博物館、オペラハウス、展望台の展望階…それぞれの場所でたくさんの眠ってるひとたちと夜を過ごしてみたい