予告で流れる別映画の猫そっくりのロボットがクソ有能で他全員無能なの面白い。
「アンディはこのヘンテコなSFが大好きだったのか…」と思いながら見てた。
次々と展開が進むテンポの速さ、登場する未来科学ギミックの多さ、は大人も楽しめる。(ただ登場人物のトロール行為でストーリーが進む感はあるが…)
CGの美しさ、映像の緻密さは毎年ハイクオリティになっていくPixarは素晴らしい。ザクみたいな量産機ロボを始めとした金属物体の質感、重量感、そして宇宙の壮大さ、全て表現出来ている。
主人公があのバズ…ではない「バズライトイヤー」と名乗る秀麗な顔立ちのアゴのでかいおっさん… おもちゃでは可愛らしく見えた誇り高さとおっちょこちょいが、人間サイズになった瞬間プライドの高い無能に変貌してしまうのでおもちゃという存在は偉大だったのだと気付かされる。
隣に座っていた子供は派手なバトルシーンはスクリーンを眺めていたがそれ以外の尺はウトウトしていた。メイン層であるキッズを無限の彼方に置き去りにしない映画であるといいが…
