ボーダーラインっぽい国境付近で揉める映画？と思ってましたが、かなりアメリカの内陸側の話でした。
アクションが多めかな？と思ってましたが、こちらも違いました。あるにはあるけど、メインはそこじゃなくて、リーアムと犬と少年のドラマがメインで。ロードムービーの様子でした。
予告からの予想できる内容とかなり乖離した映画かと思うので、退屈するひとが多い…ような気がするのですが、私思ったより良い映画だなーと。
これはひとえに少年の演技が素晴らしかったのが要因です。必要以上にお芝居っぽくなく、そこが、密かに国境を超えてきた不遇の少年…という設定にリアリティをもたらしているかと。時折見せる「諦め」みたいな表情が物凄く印象的で素晴らしかったです。あと犬。犬も素晴らしい。
最後に、これだけはどうしても突っこみたいポイントが…！リーアムの銃撃能力です。これが…！ラスト付近で炸裂するんですが、みんな思うかと。「いや…じゃあ最初から待ち伏せでいいやん。」
