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竜とそばかすの姫のdecoppachiのネタバレレビュー・内容・結末

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

期待しすぎたかなぁ。。。

まず、映像と音楽は素晴らしい!
映像はスクリーンが足らないっ!
もっと大きいのに写してっ!
この世界観にパノラマで浸ってみたい!!と思ってしまうくらい
スクリーンの端から端まで、120%全ての世界観を表現していた映像だと思う。
仮想現実の中はもちろんのこと現実世界の風景も、まぁ、美しいこと。
音楽も、主演の中村佳穂さんの歌声もだし、全ての曲が世界観を支えるのにすごく効果的だった。
だから五感から入ってくる情報全てがこの映画を補完しあってすずたちがいる今、に誘ってくれた。


くれた…くれたんだけど……!

うーん、脚本が甘いなぁ。。。
もう竜のアザを見ただけで、竜の正体がおおよそ読めてしまった。。。
しかも読めちゃったせいで、せっかく誘ってもらってたのに、ちょいちょい引き戻されちゃって。
一度引き戻され始めると細かいところが気になってくるもの。
全てのキャラクターに必然性が発生してない時があったりして、それがまたさらに気になっちゃって。

うーん。。。
竜の正体探し、必要ある?
最初お母さんがなんで自分を置いてったのかって話だったけど、結局そこは?
てかそのクジラはなに?なんで今きた?

うーん。うーん。。
別に全部が全部わからなくていいし、わかる必要もないのだけど、なんかこう、都合よく動かされてる気がして、すず以外の人やキャラが。
どうもそれが解せない感を出してる気がする。
映像、音楽だけなら4.0つけていいくらいすごかったけど、中身でここまで点減りました。
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