ククレ

ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODYのククレのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

流行のアーティスト伝記物。フレディもエルトンもエルヴィスもとても良かった。
「ホイットニーヒューストン」も大好きで、高校生の頃「ボディガード」のサントラをテープにダビングして聴きまくってたなぁ…。十年前の訃報やドラッグのことを想像すると、かなり苦しい話にはなると思っていたが、覚悟して観に行った。

以下はネタバレ…



ストーリーは悲しいが、やはりホイットニーの歌声にノックアウトされる!ナオミアッキーの演技も素晴らしく、とても感動した!

バイセクシャルを隠していたことや、一部の黒人から「オレオ」と批判されたこと、父親との確執などあっていろいろと苦しんでたから、かなり早い時期にドラッグに溺れていたことが後でわかる。時々来てた長髪の男は売人だったんだな。ヤンチャなボビーブラウンのせいだと思ってたから反省。

「ボディガード」のエピソードは笑える。ケビン・コスナーと聞いて結婚式を延期。撮影中の流産とかあって、この辺りから雲行きが怪しくなってくる。結婚式はハッピーなんだけど、その後の展開を知ってるから逆に切なく感じる。

数々の楽曲が本当に素晴らしい!!「ボヘミアン・ラプソディ」の脚本家らしく、最後は絶頂期のライブで締める!ラストが「アイハブナッシング」なんて…最高です!!涙がにじむくらい感動した…。

そして、エンドロールの本人映像を見せられて涙腺崩壊…。あまりにも早逝すぎる。まさか48歳だったとは…。数多の天才ミュージシャンの未来がドラッグによって奪われたことは、人類にとっての大きな損失だと痛感した…。

ホイットニーヒューストンを知らない若い人にもぜひ観て欲しい。ネットでいくつかヒット曲聞いて予習しておくと、とても楽しめると思う〜。
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