もも

アウシュヴィッツ・レポートのもものネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

当然ながら明るい内容ではない。重い。
命からがら脱出した様子をカメラアングルで表現してて、観てるこっちも具合が悪くなった。

この映画を観終わって第一の感想は、え?これで終わり??ということ。

「脱出するのが大変だった」というのは伝わった(とは言え思ったより淡々としてた)し、とんでもない事実をそれを知らない人に伝えることの難しさ(とは言え思ったよりあっさり)は伝わったけど、もっとそれ以外のストーリーを知りたかった感。

この人たちはどうやって脱出を計画した?
同じ棟の人たちはどこまで知ってた?
脱出して、事実を伝えてから彼らはどうなった?
8ヶ月の間は何をしてた?何があった?
2人はいつまで生きてた?
ラスト、アウシュビッツに残った人たちは右に選別されてたと思うけど、最終的にはやっぱり生還できなかったのかな。

この題材に1.5時間は短すぎ。
倍くらいの時間でやってほしかった。


「過去を忘れる者は同じ過ちを繰り返す」
エンドロールの言葉の数々を自分なりに解釈すると、同じ過ちとは、自分と境遇の違う人々を差別するということかなと思った。
ナチスほど酷くなくても、それって結構身近な話かもしれない。
差別の目を向けることで自分たちは優越感を覚える。
様々な差別によって苦しんだり辛い目にあったりする人、現在の日本にも大勢いるんだろうな。


小学生のときに図書館の本で見て衝撃を受けたアウシュビッツ。現地にも行ったし、この題材はとにかく気になってしまう。