ぶちょおファンク

デンジャー・ゾーンのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

デンジャー・ゾーン(2021年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2 中盤★3 終盤★1.5

良い点
◯ワクチンを届けたあとのトラックでの“感情”についての会話。
◯正反対なふたりだと思ってたら実は“似たもの同士”だったのが判明してから俄然面白くなった!

残念な点
●ショボくはないがスゴくもない特撮シーン。
●“核兵器”に関する諸々のことがあっさりすぎるくらい進んだり、終盤の展開は雑さも目立つ。
●多数を救うためなら少数の犠牲はやむなしか?の選択等も今作のテーマのひとつではあるが、冒頭でのドローン攻撃の真相が分からず少しモヤモヤ…。


☆総評
ドローン操縦士だった主人公が初めて基地の外(Outside the Wire ワイヤーの外・主人公らの言動も意味したタイトルでもあると思う)に出て、今までは“画面”で見るだけだった戦場から実際の目で見て肌で感じる…というのは面白いし、アメリカ映画でありながらチクリと“米国”に対しての批判とか、機械・ロボット・アンドロイドものとしてもそこそこ面白みはあったのに、観終わると至ってフツーの近未来アクションで少し物足らなさを覚える、実にネトフリらしいクオリティーの作品。


2021年142本目(+短編7本)