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カラーパープルのののネタバレレビュー・内容・結末

カラーパープル(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

2024-6

ミュージカルは言わずもがな圧巻
2時間半の音楽旅行
ブラックパンサーのような
異国情緒漂う雰囲気は好きでした

が。

これ男性と女性で感じ方違うんかな
一応女として生を受けた私からしたら
前半、いや大半を通して
胸糞悪うございました

いや歌はよかったのよ
雰囲気も素敵よ
ただ昔ながらの家父長制?
やりすぎじゃねえか?と

でもこれが真実なのかなあ
とすると今の世の中、だいぶ緩和されたわね
あんな尊厳のない扱いされて
最後に友達として関係構築できる心の広さよ

白人男性がヒエラルキーの頂点だとしたら
黒人女性ってもう、力無い立場よね
あの当時はね
途中出てきた白人女性もなんだかなあ

まじで
大声出して威張れば自分の思い通りになると
思ってんのよね、昔の人は(大偏見)
(うちの父も昭和の生き残りやから似てる)

あいつ、ミスター
自分の枯れた畑で雨に打たれただけ?
それだけで改心します?
全く男ってやつは(主語大きい)(大偏見)

どうしても体格差があるから
強いもの(男)、弱いもの(女)
という二項対立が成り立ってしまう
それはしょうがない

でも強いからって威張っていいわけでは!!
ないんや〜〜〜!!!
そして逆も然り
弱いからって極端に傷つく必要もない

ソフィアに光を見た!!
彼女には豪快な笑顔が似合うわね
途中光をなくしたからこそ
取り戻した時の彼女は神々しい



1つ気になったのは、ミスターによる
セリーとシュグの扱いの違いね
虐げる対象のセリーと崇め奉るシュグ
何がこんなにも違う?

やっぱり見た目?
芸に秀でてる点?
自分に無いものがある=自分より上の立場
と考えてあんな接待をするんやろうか

女性全般を見下しているわけではないんよな
てかまあシュグもシュグやけど笑
妻がおる前でよく不貞行為を
そこもあれかなセリーが下って思ってたんか

途中レズ路線いくかと思いましたけど
シュグも普通に男性と結婚してたね笑
人種差別と男尊女卑と性的マイノリティは
さすがに盛りすぎか



現世はまた別のヒエラルキーがあるかな
適材適所よ、得意なことを活かし合おう
どの世でも皆が心穏やかに過ごせたらいいね
の