ぶちょおファンク

漁港の肉子ちゃんのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2 中盤★2 終盤★2.5

企画・プロデュース明石家さんま、スタジオ4℃制作。

見どころ
◯食べ物の作画。
◯端々にある“トトロ”オマージュ。
◯キクりん入院時のお見舞い『いこかいこか!!』のオススメ映画ソフトは、さんまちゃんと大竹しのぶさん出演『いこかもどろか』のパロディー。
そしてエンドロール後のおまけ…。(笑

気になる点
●キクりんが小5には見えない…。
(ちなみにトトロのサツキは小6)
●“漁港”なのに魚より“肉”ばかり…。


☆総評
「さんまのまんま」に原作者の西加奈子が出演した際にさんまちゃんが今作を映像化したい…と発言したのがきっかけなんだそうな。

Yahoo!映画レビュー★1評価に多い“アニメは声優(専門)”じゃなきゃダメだ!😤…と自分は全然思ってないので、
まあ多少聞き取りにくい時もあったが今作の“声優陣”に対してなんの不満も抱いておりません。

キクりん入院時の焼肉屋うをがし大将の“生(せい)”を肯定する台詞やその他諸々、
別段巧みな物語展開や演出でもないのに沁みたのは理屈ではなく正に“琴線に触れる”、
如何にも“生きてるだけで丸儲け”を座右の銘とするさんまちゃんらしい感じがしたからだ。
ここが原作通りだったとしても、きっとこの部分にさんまちゃんは大変共感したんだと思う。

原作者に脚本家は女性なんで“女子”ならではの成長過程を上手く切り取って描く良さもあった。


2023年31本目(+短編4本)