男に騙されてばかりの肉子ちゃんと娘キクリン。北海道の漁港で暮らす二人のお話。
アマプラで超滑り込み視聴。明石家さんまがプロデュース、大竹しのぶが声優で話題になった映画ですね。
見た目エグいデブだし名前も肉子ちゃんて…と先入観はマイナスだったが、どうにも憎めないキャラで嫌いじゃなかった。
だらしないけど人に優しくとにかく元気で、苦労を見せない彼女だからこそラストの予想外にハートフルな展開に泣いた。
肉子ちゃんとキクリンの秘密が明らかになり、そこから二宮の模型への流れが綺麗すぎて鳥肌が立ちましたね。
肉子ちゃんらがお世話になっている焼肉屋の親父の「生きてるかぎり恥かくんだ」から始まる素敵な説教にもグッときた。
あとはキクリンの「言葉に出した事で気づいた本当の思い」。そういうのってあるよなとつくづく思う。
前半と後半の繋がりが悪く、ラストの急展開が本当に唐突すぎたのは勿体なかったけどなかなか面白かったです。