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地獄の花園のtackyのレビュー・感想・評価

地獄の花園(2021年製作の映画)
2.0
バカリズムの脚本はそれなりに突き抜けていて良かったが、主役が永野芽郁では失敗なので、どうしようもない。マトモなアクションができて無い。
強い人を弱く見せる事はできるが、弱い人を強く見せる事はできない。何故配役されたのか‥。

前半までがとても良かったのに、主人公がアクションし始めてから、グダグダになった。
この作品の為に、筋トレするなり、アクションを学ぶなりしたのだろうか?CGでも誤魔化すには限界がある。ジャッキーの作品を観せたいと思った。

もう一点、遠藤憲一率いる四天王は、やはりどう見ても男性にしか見えないのは、いかがなものか。男性が女性を殴る事に、とても気分が悪くなった。女性でもっと的確な配役ができたはずである。
完全にキャスティングミスである。監督の演出が良かっただけに、残念である。

以上2点で、せっかくの面白い物語が台無しだった。その他のキャスト、広瀬アリス、菜々緒、大島らは素晴らしくて、その奮闘に2点入れます。
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