流れ星を見た気がした。それくらいほんの一瞬、窓の端から誰かの人生を覗かせてもらった感覚だった。
覗いた先には辛い現実があったけれど、さあ考えなさいとテーマを突き付けられた気は全くしない。そこに充満していたのは愛する人を思いやる良い気持ちだけ。
幸せに定義がないように、愛し方に正解なんてない。考え抜いて出した答えには覚悟が乗っかっている。
エンドロール、静かにこぼれてきて止まらなくなった涙。悲しみや切なさ、そんな涙ではないことだけ分かる。流れ星に願うなら、2人の気持ちが溶け合っていますように。
エンパイアオブライトのコリン、上書き完了◎