ある高校で用務員として働く男…実は恩のある暴力団員の娘を密かに見守るボディーガードだったのだが、その彼女の父親が殺され組織が崩壊、跡目争いのため彼女を狙う殺し屋集団との死闘が始まる。
ここしばらく“阪元ワールド”に浸っているので楽しく観れた。
伊能昌幸、松本卓也、大坂健太、「ベビわる」の2人といった“阪元組”の面々はもちろんだが、個人的には野間口さん、波岡さん、渡辺哲さんが出演されていたのがメチャクチャ嬉しい！他にも“国岡シリーズ”とは違って、ちゃんとした役者さんが出ているので安心して観ていられる。
ドラマの見どころとしては、娘とそのボディーガード、影の大ボスである婚外子、この3人の“兄妹関係”をもっと描ければ、よりストーリーに深みがもたらされたのではないかと思ったけど、基本、アクションパートのカメラワークや編集を楽しむ作品だし、ドンドン殺されいく面々のキャラクターのバリエーション、アクション小ネタをニヤニヤしながら観る作品なので、まぁそこまで気にはならなかった。
