同性婚、レッドソックスの優勝パレードの警備、住居問題や雇用、高齢者支援、教育…さまざまなサービスがある中でそれぞれの問題に立ち向かうボストン市のドキュメンタリー。4時間超えなのでじっくりと観ることができなかったけど、どこを切り取っても真摯に住民のためを考えている様子が少なくとも日本よりまともに真っ当に、クレバーに映った。ここだけのボリュームでドキュメンタリーで実録するというのはとても価値のある映画であることは間違いない。後半は住民側の不平不満、意見が多く出てきたのが印象的だった。行政サービスは多岐に渡るし多様な人をケアしないといけない。正解も終わりもないというか、市民の関心レベルの高さも感じられた。
「互いに尊重し合うこと」を市民にお願いする姿が印象的だったしアメリカらしいと思った。
