にっきい

戦慄のリンクのにっきいのレビュー・感想・評価

戦慄のリンク(2020年製作の映画)
3.0
"最終章"は中国語では"最后篇章"と書くらしい。

予告は見たか覚えてないけど、チラシを見てホラーだから観に行こうと思ってた映画。
それ以外の前情報は全然入れてませんでした。

閉鎖して削除したネット小説が更新される話し。
タイトルから勝手にクソ邦画ホラーだと思ってたら中国映画でした。
まあ監督が日本人でB級ホラーの監督だからある意味間違いではないけど。
ある事件がきっかけで3年前に削除したネット小説が何者かによって更新される。
当時の関係者にそのリンクが送られてくるのだが、読むと小説の内容と同じ死に方をしてしまう。
最初の被害者の従妹は、同じ大学に通う犯罪やオカルトに詳しい学生と共に小説を読み、原因を調べようとするのだが…、って話し。
邦画ホラーにありがちな"呪いの◯◯"を見て呪われてオバケに殺されるパターン。
これはそれがネット小説ってのが今風。
で主人公も読んじゃってオバケが見えてわーわー騒ぐ。
こいつが不細工だ。
逆に呪われて即死んじゃう女性3人は結構可愛い。
なんで可愛い人すぐ殺して不細工はなかなか死なないんだ?
オバケに殺されたなんて警察は知らんから、状況から自殺で片付けようとするだけど、死んだ従姉の部屋から主人公がPCを持ってきて中身を調べるんですが、事件のあった部屋のもの勝手に持ってくるって、中国の警察も韓国の警察なみにボンクラなの?
でも流石中国、その後は人が変わったように有能。
主人公たちが真相を解明する時、必ずほぼ同時に警察も自力で真相に辿り着いてる。
主人公たちのピンチには必ず登場して助けてくれる。
4人目の被害者が出た現場で怪しげな人を見つけるんですが、そこからストーリーは急展開。
全然思ってたのとは違う事実に辿り着く。
刺したり斬ったり飛び降りたり、肝心な部分は全然観せてくれないのでグロさは足りませんが、低予算ホラーとしては及第点な出来の映画でした。

この前浜村淳さんのラジオ番組聞いてたら、またまたへんてこな事言ってました。
古田新太さん主演の舞台の話題の時に「これの元になったのは"半地下家族"と言う大ヒットした映画です」と発言。
なんで『パラサイト』の方じゃなくサブタイトルで紹介するかなぁw
しかも"半地下家族"ではなく"半地下の家族"だし。
浜村さんは今日もフリーダム。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年1月29日
鑑賞回:19:20〜21:00
劇場名:アップリンク京都
座席情報:スクリーン3 E-2
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:96分
備考:会員(1300円)
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