kumada

レミニセンスのkumadaのレビュー・感想・評価

レミニセンス(2021年製作の映画)
3.4
この作品もレベッカ・ファーガソンの美しさを愛でる作品ですね(笑)。世界中がベネチアのように水没した未来が舞台です。記憶潜入エージェント(ヒュー・ジャックマン)が、惚れた女の正体を暴くため、記憶と現実のはざまを彷徨います。

水没世界が舞台なので画面のどこかしらが必ず湿ってます。乾いた世界が映るとホッとします。やっぱり湿ってるより乾いてる方が良いですね。

人間の内面を描いた作品なので、派手な展開はありません。記憶(過去)の中に逃げるか、現実(未来)へ進むかという問いかけがテーマです。

劇中、記憶をホログラフィーのように映しだすデバイスが出てきます。現実世界でいま盛んに研究されているBrain Machine Interface(BMI)が目指す未来像ですかね。
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