人の記憶に潜入する生業をしてる人が絶際の美女に出会ってから彼女との恋の記憶に囚われてしまう話。
ハードボイルドな世界観のわりには主人公がめそめそしてるのがちょっとね〜
温暖化で海面上昇し人々が暮らすのは水上都市。大きな戦争が起こり喪失感を抱えた住人達は確実にくる水没への未来を生きながら、戦時下の拷問装置によって記憶の中へ逃避し前の時代へのノスタルジーに生きる。
世界観はかなり好きだった。
絵的なおもしろさを優先してるのいい
どう生活してんだよって感じだけど笑
『装置』が戦時下の拷問道具だったてのが面白い。たしかに直接記憶を覗けたら自白剤より強力だわ。
それにこの装置を使う時特定の記憶へと言葉でナビゲートする人が必要なんだけど、急に記憶にないことを聞いたりされると『空白』が生まれて脳障害を残すダメージを負っちゃう場合もあるという…使いづらすぎん？繊細ちゃん。
レベッカファーガソンが美しい。
ミステリーとしてはあんまりだけど、最後のトリックはこのSF設定ならではで結構よかった。
