ふんわり面白い。途中で一気に思いがけない展開になり、そのままラストまで駆け抜けた。100分なので、さくっと楽しめる。
ファッションから家、インテリアまでイギリスの良さが満載で、ストーリー以外の部分でも目が楽しい。
ありそうでないようで、けど普通に考えつく程度の展開が逆に新鮮に感じた。これぞラブコメディという、見たいものが詰まっている。
余談だが、海外の映画では料理のアップが映ることは滅多になく、食事シーン自体結構レアだと思う。
本作では珍しくホッケのような燻製魚のソテーシーンのアップがあり、ホッケを燻製にしたらきっと美味しいだろうなとふと思った。ネグローニも飲みたくなるし、アンフェタミンもウイスキーと一緒に飲み込みたい。
愛は失うと美化しがちであり、シンプルに考えたくてもとても複雑なものだ。「君との過去は愛してる」なくした恋を思い続け、心が囚われている人にぜひ見てもらいたい。
ダーリンって女性が愛する男性を呼ぶ際に使う言葉だと思っていたが、男性が女性に対して使っていて驚いた。男性が女性を呼ぶときはハニーではないのか。
