BROOK

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのBROOKのレビュー・感想・評価

4.0
鑑賞日:2023年12月8日
パンフレット:900円

吹替


大事なのは、分かち合う人たち――!


実のところ、、、
ジョニー・デップの「チャーリーとチョコレート工場」は未鑑賞だったりする…(汗)
どうも、あの作品の”雰囲気”に苦手意識を感じてしまって、ずるずると鑑賞しないできちゃいました。

ですが、今作は若き日のウィリー・ウォンカを主人公にしており、さらには演じるにがティモシー・シャラメときたもんだから、勇んで観てきましたー♪
前日譚なので、ジョニデ版を観ていなくても大丈夫かなぁ…とも思った次第。
→”前日譚”と言っているのは、日本のワーナーだけらしい。
実際のところは「夢のチョコレート工場」(未鑑賞)の姉妹作ってことみたい。


ティモシー・シャラメも良かったけど、個人的にはウンパルンパを演じたヒュー・グラントが最高でした!!
かなり美味しいところを持っていくような…。


映画は、チョコレート職人を目指してウィリーがグルメガレリアに上陸するシーンから始まります。

銀貨12枚持っていたものの、なにかとお金がかかり、たちまち一文無しに。
野宿しようと思っていたところ、ブリーチャーに声をかけられ、スクラビットが営むホテル兼クリーニング店へ。

翌日にお金を払う契約書を交わし、宿泊するウィリー。


街へと繰り出し、ウィリーは魔法のチョコレートの販売を開始。
しかし、それを良く思わないスラグワースたちによって、邪魔をされてしまう。

警察にお金も没収されてしまい、宿へと戻ったウィリーは文字が読めなかったため、契約書の内容も良く分からないままサインしたので、さらに法外なお金を要求されてしまう。
払えないため、クリーニング店で働くことに。

クリーニング店には、ウィリーと同じように多額の借金を背負わされた人たちがいた。
スクラビットが養子として、嫌々育てているヌードルも。

ウィリーはどうにかして、この場所から抜け出すことを考え、クリーニング店の仲間たちも一緒に行動を始めるのだった…。


歌に踊りに…と、ミュージカル作品となっていて、素敵な映像ととともにストーリーも盛り上がる展開で、観ていて見応え充分♪

吹替での鑑賞でしたが、むしろ字幕を追わなくて済むので、映像に集中が出来る感じがします!

起承転結もしっかりしていて、飽きさせない展開だったのも良かったー!
悪人はきちんと成敗の勧善懲悪も良き。


そして、注目は劇中に登場する数々のお菓子ですよね~♪
どれもがホント美味しそうで、あんな世界に入り込んでみたくなります。
魔法のチョコレートも食べてみたい!!


今作を観ると、「チャーリーとチョコレート工場」も観たくなるなぁ…
機会があったら、観るとしよう。


そうそう、エンドロールにも映像あり…
というか、ウンパルンパがしっかりと”見せて”くれますよー!
これはお楽しみに。


子供向け作品だから…とは思わずに、
大人も楽しめる作品に仕上がっていたと思います。
BROOK

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