ばるたん

黄龍の村のばるたんのネタバレレビュー・内容・結末

黄龍の村(2021年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

前半はホラー風、後半はコメディアクション映画

『テロリストが教室に乱入してくるのを倒す妄想をする中学生』の様な印象を受けました。
とにかく格好を付けて、無駄な行動をしてさらに格好を付けてといった感じで、戦隊モノを見てる様な気持ちで見たらしっくり来ました。
人数も5人ですし。

神の正体がパンイチおじさんであったり、ただの村に謎の中国拳法の使い手が居たり、中国マフィアの用心棒の様な男が居たりと、ツッコミには事欠きません。
そもそも20年以上前?(平成10年)に生贄にされた祖母の為に孫+4人が鍛えて村人を皆殺しに行きましたが、動機が弱過ぎると感じてしまいます
せめて近年に母や姉や妹ならばと思いました。
あと、殺された4人の若者に対しては悲しみも言及も無く、潜入の為にただただ利用していたとしたら中々悪辣。

時間を少し伸ばして、整合性を図って欲しい気持ちもありますが
短いが故の疾走感の様な物が失われてしまうのは難しい所。

コメディ映画として見ましょう。
ばるたん

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